映画脳に火が付いたかどうかは分かりませんが、、、

今更ながら撮り溜めてた映画「PERFECT DAYS」を観る。

監督がヴィム ベンダース、主演が役所広司。

ヴィム ベンダース作品といえば、
「パリ テキサス」「ベルリン、天使の詩」「ブエナビスタ〜」etc.は観てまして、、、。

前評判も良く、観た人の感想も知ってたので、
観なければ〜と思ってたタイミングがやって参りました。

結果、これまた良い映画でした!

誰にでもある日常、ルーティーン、そして仕事とプライベート。

筆者も、朝が明けるタイミングで車に乗って移動してますが、
そこにしかない、そこでしかない場面があって。。。

いつも同じ時間にバス停でバスを待ってる女子高生、
別のバス停で同じ時間にバスを待ってる婆ちゃん。

いつも同じ時間に玄関で朝の一服をキメてる爺ちゃん。
いつも同じ時間にすれ違う、どっかの会社の営業車。

海外に行って帰ってくると、
ここが暮らす場所であり、
「自分の生活も捨てたもんじゃないな」と思える時がありますが、、、
それに近い感情を抱きました。。。

主人公の平山(役所広司)の台詞も少ないのも良かった。
自分の暮らしと重ねる感じで、より入り込める。

何かまた頑張れる。
今の自分にしっくり来る映像でした。